Page 54 - 2025定時総会資料 初校

【報告事項】
1. QOLPRO研究支援プロジェクト
応募1件あり、令和6年 11 月 19 日、web にて研究支援面談
12)学術委員会
2. 令和7年度 研究奨励賞、選出の件
本年度の研究奨励賞に 5 名の応募があった。
令和 7 年 3 月 3 日開催の学術委員会にて審議を行い、下記の3名を受賞候補者として 推薦、令和 7 年 3 月 28 日開催の理事会にて承認。
研究課題氏名所属
委員長:平 成人
1.乳癌における癌抑制型マイクロRNAの探索とそれが制御する癌遺伝子について 2. 乳房温存術における Suture Scaffold 法による整容性への影響
乳がん転移リンパ節における免疫監視機構の破綻 乳癌内分泌療法に対する de novo 耐性の病態の解明と新規治療開発
満枝 怜子
前島 佑里奈 石塚 由美子
鹿児島大学 乳腺甲状腺外科、相良病院 乳腺・甲状腺外科
京都大学医学部附属病院 乳腺外科 順天堂大学医学部 乳腺腫瘍学講座
3. 令和7年度 班研究課題、選出の件
本年度の乳癌学会班研究に 3 題の応募があり、令和6年 12 月 17 日に開催された学術委員会にて、社会医 療法人博愛会 相良病院 相良安昭先生の応募課題 「国内乳癌治療施設における診療情報の最適化と診療の質の向上の取り組みに関する研究」 の採択を推薦、令和6年 12 月 19 日開催の臨時理事会にて承認。
4. 令和7年度 班研究班員、選出の件 本年度の班研究「国内乳癌治療施設における診療の質の向上と診療情報の最適化に関する研究(班長、相 良安昭)」班員に 16 名の応募があった。
令和 7 年 3 月 3 日開催の学術委員会にて審議を行い、下記の 6 名を、本年度の班研究班員の 候補として推薦、令和7年3月28日開催の理事会にて承認。
分担研究課題 氏名所属
NCD フィードバック機能と QI 指標による乳がん手術術式の最適化に関する検討 患者・市民が求める医療の質評価の「見える化」
坂東 裕子 桜井 なおみ
筑波大学 医学医療系 乳腺内分泌外科 准教授
一般社団法人CSRプロジェクト 代表理事(社会福祉士・精神保健福祉士・ 技術士)
診療の質指標(Quality Indicator)の作成、ならびに遵守率低下となる原因の検証と フィードバック手法の確立
宮下 穣
東北大学大学院医学系研究科・乳腺内分泌
外科学分野・講師
医療機関への Quality Indicator フィードバックにおけるナッジの比較
小西 孝明
東京大学大学院 乳腺・内分泌外科学/臨
床疫学・経済学
リアルワールドデータを用いた乳がん診療の質とアウトカムの実態把握:地域・医療機
関間の格差の見える化
伊藤 ゆり
大阪医科薬科大学 総合医学研究センター
医療統計室・准教授
進行再発乳癌(Advanced Breast Cancer, ABC)診療における診療の質の指標(QI)と望 ましい診療支援体制の検討
清水 千佳子
国立国際医療研究センター病院 乳腺・腫
瘍内科
また、乳癌学会の非会員で、本研究課題の遂行に不可欠な人材を確認したところ、 下記の者を班長協力者としたい旨の要望があり、班長協力者に推薦、同理事会にて承認。 東京大学大学院医学系研究科 隈丸 拓 本研究課題の学術委員会からのプロジェクトマネージャーは小西孝明の兼任。
5. 学術委員会 学術総会企画 下記を計画。
「研究奨励賞受賞講演および日本乳癌学会班研究報告」 2025年7月11日(金)14:50~16:15 第9会場
【審議事項】 なし
52