Page 67 - 2025定時総会資料 初校
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17)医療 DX-AI 委員会
【報告事項】
1. 医療 DX-AI 委員会としての活動報告(2024年10月~)
1) 前身の AI-Working Group にメンバーを追加し 14 名の委員で活動開始 1委員会の目的を定義
乳癌診療の診断・治療における医療DXおよび人工知能(AI)を用いた研究や開発、その活用・ 臨床・検診における適正使用を支援促進すべく、関連情報の収集・検索・共有、基盤整備、そ のための調査・指針・提言などを行う。
2乳房画像診断補助AI指針の策定
原案を関連学会・団体(日本医学放射線学会、日本乳癌検診精度管理中央機構、日本乳がん検
診学会、日本乳腺甲状腺超音波医学会、日本超音波学会)に提示。修正案を各学会・団体の代 表者で Web 会議を行い最終調整予定。
3医療 DX-AI オンラインフォーラム
目的は企業シーズと乳癌学会所属医師の知見を結び付け、共同研究や臨床研究へ発展させる
「マッチングの場」と、それ以降の「進捗フォロー体制」を一体的に提供すること
オンライン会議の形
企業向け趣意書作成
3 第33回日本乳癌学会学術総会での委員会企画「乳癌診療と人工知能(AI): 知っておきたい3つ
する
6乳癌診療ガイドラインをソフトウェア等に利用する場合の規定および手順書策定
当学会の作成する乳癌診療ガイドライン、患者さんのための乳癌ガイドラインにつき、医療従 事者・患者・一般市民向けのソフトウェア・アプリ等(商用含む)に活用したいとの問い合わ
せ複数あり。使用に際しての規定・手順書案を策定し、金原出版も含め詳細を協議予定。
【審議事項】 なし
委員長:片岡 正子
の視点)」
法的側面、企業、臨床の3つの立場の演者を招き医療 AI に関する意見をいただき、乳癌診療と のかかわりの中での可能性や課題について、その中で乳癌学会の果たすべき役割について議論
5Chat GPT ガイドライン検索システムプロジェクト
乳癌診療ガイドラインの情報をベースとした学会員向け検索システム
プロトタイプ作成済:性能検証を進める
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