Page 170 - konishipaper
P. 170
12
ホログラフイ干渉法による液体燃料表面上の蒸気濃度分布の計算方法
20 15
-5
Concentrationgradient 5vol%/cm
~- 一ー時--・.--~ー - 一一ーーーーーー
5 10 15 20 。5 L[cm]
ConcenlIationgradient 10vol%/cm
15 20 。5 10 15 20 L[cm]
図 3 (a) トプロパノールの測定誤差(濃度勾配 5vol%/cm) (b)(濃度勾配10vol%/cm) (c)(濃度勾配15vol%/cm)
20 15 10
-5
:Nσ、 10 jCコ
j¥
20 15 10
-5
図 4 (a)
図 4(a)は,メターノールについて,図 4(b)は1-プロパ
ノールについて,濃度勾配を変えて総合誤差を示している. これらの図から,実験において考えられる濃度勾配の範囲 において総合誤差の最小となるパスレングスが求められる. 最適パスレングスは,メターノールでは 120mで総合誤差
約 4%, 1ーヲ。ロパノールで、は160mで総合誤差約 3%である. 4 と め
液体燃料表面上から蒸発する燃料蒸気濃度を HI法を用 い て 計 測 す る 場 合 に つ い て 述 べ た .
(1) 干渉縞の縞次数から濃度分布への変換は(9)式で求め られ,パスレングス 10cmの場合,メタノールは 2.85vol%,
1-プロパノールでは 0.875vol%である.
(2) 濃度の誤差は,光の屈折に起因する誤差と燃料容器
端からの拡散に起因する誤差がある.光の屈折に起因する 誤差は,幾何学的誤差と濃度誤差に分けられる.濃度の誤 差は,濃度勾配,パスレングスによって変化し,実験にお
トプロパノールの総合誤差
いて考えられる濃度勾配の範囲において総合誤差の最小と なるパスレングスが求められる.メターノールではパスレ ングス 120mで、総合誤差約 4%, 1-フロパノールでは 160m で総合誤差約 3%である .
参考文献
1)Vest,C.M.,Hologi:'aphicInterferornetry,345,John Wiley&Sons (1979).
2) Hartnet,P.J. andIrvineJr., F.T.,Advancesin heat transfer volurne6, Acadernic Pres s (1970).
!~ !~
メタノールの総合誤差
20
20
叩 50 {中小 }EOヒ凶
川U0
[民]ちと凶
』ム 4a
om 噌EEEAr--Ea--
L
】、戸 [民]』OH』同
川U0 市Bム
)
、戸 J
ハU ハU
噌EA
,、EE」 5m
4EEJFEE-L
LU 、戸 ゐ E L J 司u
ーlJ 5m
L
h'LU F--u&EL 1Lob
LK L
o出 Tiob n
5叫 PA
ne
aR -E・
PA
戸U EZA h
hu 唱
(
本4山