Page 9 - 農村巧藝:2018商品集錄
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農村巧芸計画のコア・バリュー
研究開発する。第二は無形のコア・バリューを押し広げることにおいて、農村婦人たちは「農村巧芸」 計画によって、専門的な技術を学び、家政班参加者は学習・相互交流によって、自己を発揮し、自分の 舞台を作り、お互いの心を支え合う力を提供することができ、即ち農村婦人たちの伝統的農業社会の役 割が農事生産を補助する脇役から農村発展の主役に変わり、専門技能の成長によって、精神的に認めら れ、自信を持ち、また成果を得ることができる。近年来、台湾農村は農業就業人口の老化、人口流出及 び外国人配偶者の流入、又は家庭構造の変化に連れて、一人親家庭が増え、祖父母が過度に溺愛する等 の現実問題は、我々の社会と政府が直面する問題である。農業委員会は「農村巧芸」計画を確実に推進 している。最も直接的な政策は具体的に農村婦人を補導することである。つまり一、農村婦人の専門技 能の育成を協力する。二、伝統的農村婦人が従業に対する定位を変え、伝統的農村の手作りスキルを産 業能力開発に引き上げる。三、伝統的技芸を伝承し、地方に協力して先人の手芸に関する知恵を残す。 四、当地の材料に新しい開発用途を与え、造形型式を革新し、暮らしの品質を高める。五、当地の達人 ・教師を発掘し、専門スキルの育成に協力し、当地の人材を育成する。また「農村巧芸」によって発展 した特色商品は、 “商品化”、“市場化”と“生活化” を通して、技芸の美感を導入し、更に農村巧芸の“ご 当地ブレンド”を創造し、当地素材の美感と地方の文化的素養によって、地方の暮らしの品質を永続す ることを期待している!
「農村巧芸」革新価値の考え方
1. 農村素材と地方人材に合わせる(製作考慮) 多い農村内で身近に手に入れやすい原料素材は、創作し易い又は創作できる元素である。例えば樹 の種、樹の枝、樹葉、果実から樹肥までは、全て身近に手に入れやすい元素である。これらの元素 選びの過程において、農村婦人が持っている技芸レベルや地方人材(専門達人、プロ教師)補導に 合わせて、当地の素材に適切なスキルを導入し、農村婦人たちの技と結合して、地方特色を持つ付 加価値産業を創造する!
2. 農村素材と付加価値技術を結合する(開発考慮) 現有の農村素材、製作技術とプロ教師をチェックし、適切な農村素材を探し、達人の工法に合わせ て、技術と美感によって商品を開発すると同時に、市場にある商品の「 同質的差別化」を考慮し、 特に当地素材の選び(再現性、維持性)、製作技法(製作性、技術性)と商品開発(市場性、応用性) 等の要点を考慮し、農村の特色を持つ“付加価値”商品を開発する。
3. 農村素材と生活様式を契合する(設計考慮) 素材“転化”の要点は、素材の元の“形式・外観”を変え、また造形或いは加工により、元の素材の特 色をごまかすためではなく、素材の“質”(可視性、可触性)、“感”(美感、品質)の特性をうまく 使って、“設計”によって素材の美感をを引き出し、また生活の必要性によって契合・応用の可能性 を考える。ゆえに、“設計”理念を商品製作に導入することによって、素材と生活間の密接な関係を 繋ぐ!
4. 農村素材と手作り触感を融合する(商品考慮) 現代生活において、化学物質が我々の生活に氾濫し、現在、返って“手感”生活を追求するので、農 村巧芸に良い機会を与える。特に自然素材を使って製作した生活用品は、“手作り”の手触り感と触 感は最も真実であり、これも農村婦人の手芸の付加価値であり、地方特色の産業発展の利点である。
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