わたしたちは、今は、
鏡におぼろに映ったものを見ている。
だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。
わたしは、今は一部しかしらなくとも、
そのときには、
はっきり知られているようにはっきり知ることになる。
それゆえ、
信仰と希望と愛、
この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、
愛である。
乳を飲んでいる者はだれでも、
幼子ですから、義の言葉を理解できません。
固い食物は、
善悪を見分ける感覚を経験によって訓練された、
一人前の大人のためのものなのです。
まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、
義の教えに通じてはいません。