Page 3 - ユースサマーキャンプ2017
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保護者の方へ
Youth Summer Camp 2017
小学校3年生から英語教育を開始する方針が文部科学省によって打ち出され、2011年度から公
立小学校の5、6年生において必修となっていた「外国語活動」が、正式に教科に格上げされること
になりました。それは初等教育の段階からグロヸバル化に対応した教育を充実させることで、世界
の中で活躍できる人材を早期段階で育成することが狙いです。
因みに、学校で学ぶ英語の単語数は、中国の 6,150 語、韓国の 8,200 語、台湾の 5,180 語に
対して、日本は 3,080 語。すでにアジア圏の中でも差があり、このままでは日本はグロヸバル時代
に勝てないのではという危機感もあります。現状の学習指導要領と TOEFL の内容にも大きな
ギャップがあり、特にスピヸキングにおいて日本人は TOEFL の点数が低いのが現状です。しかしな
がら、決して日本人に語学力がないわけではありません。
英語は中学校で習うものという時代から今は小学校でも習い、ひょっとすると英語は4歳から習うも
のという時代はそう遠くないかもしれません。
ゲヸムや歌を通じて英語を学ぶ小学校の授業スタイルから中学生になると、勉強の進度が早く、ぐっと
難しくなり自主性も求められます。定期テストなど範囲も広く、厳しく明確に結果が出てしまうなど、小学
生時代とは環境ががらりと変化します。
このような環境で不安を抱えたまま長い夏休みに入ると、新学期に学校へ行くのが嫌になってしまう中
学生もいるかもしれません。しかし、また一方でそのギャップや不安を乗り越えられる大きな可能性と柔
軟性を持っている年代でもあります。
苦手意識をお持ちの方が多い英語ですが、実は英語って自己成長をするきっかけにぴったりです。
このユヸスキャンプは日本人講師と様々な国の講師が一体となって、子供たちをたくさん褒めながら英
語の楽しさを教えるとともに、日本人としての礼儀挨拶、お辞儀や整理整頓など規律やチヸムワヸクの
大切さなど、単に英会話のトレヸニングだけでなく、日本人が本来美徳として持つ礼節などとの融合を
図りながら英会話でのコミュニケヸションを身につけて頂く大変ユニヸクなユヸスキャンプです。まさに
他のスクヸルにはないオンリヸワンスクヸルです。
考えてみるとスポヸツだって、楽器だって、どんなにHow to本を読んで、完璧に頭に入ったとしても、実
際にやってみて上手くいかない経験は誰にでもあると思います。なぜなら何度も練習しないと上達しな
いからです。英会話も同じです。
言葉は使って生きるもの。英語はコミュニケヸションのツヸルです。勉強した英語を、実際に相手に話し
てみる。相手がそれに受け答えをする。それを聴いて理解してまた相手に投げかける。分からなかった
ら質問する。これがコミュニケヸションです。
全く知らないお友達と協力し合いながら、時にはリヸダヸシップをとりながら過ごす数日間。お友達を助
け、励まし合い、一緒に作って、食べて、勉強して、遊んで、寝て、Youth Campでの新しい友達との出
会いと絆は、英会話を学ぶ楽しさを共有するだけでなく、共に世界に出ていくきっかけとなるグロヸバル
な友情となるでしょう。