Page 208 - konishipaper
P. 208
4. 結 言
垂直平板と平行に仕切りを設置することにより,関空間内に垂直平板およびその上端部に平板を設置した場合 の熱伝達特性への影響を HI法, LS法を用いて可視化測定した.その際,垂直平板と仕切りの間隔3 垂直平板上 端部と傾斜平板との隙間を系統的に変化させた.その結果,垂直平板と仕切りの間隔,隙聞を変化させることに よって,形成される循環流が影響を受け,それにより角部の熱伝達特性も変化すること,および垂直平板と仕切
りの間隔を 2cm以下にすると角部の局所熱伝達率が若干ではあるが向上することがわかった. 文献
(1)西川・藤田,伝熱学,理工学社(198),P.182.
(2) 桜 井 ・ 他 2 名 , “ 垂 直 平 板 上 端 部 に 平 板 を 設 置 し た 場 合 の 角 部 の 熱 伝 達 特 性
演論文集 J21(2015).
(3) CharlesM.Vest,HolographicInterferometry,JohnWiley&Sons(1979),P280.