Page 34 - Hibi no Kate
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オタワ聖書研究会の歩み
1978−2013
(2013年11月8日創立35周年記念会のため、古屋和恵記)
35年前の1978年は日加修好100年を記念してカナダ日系合 同教会と全国協議会 が、各地の日系教会で、伝道集会を開催する事となり、4月下旬に日系教会のないオタワで も開かれる事となりました。その経緯は、当時のモントリオール合同教会の牧師古屋 望 (私の末弟)が私宛に、「オタワの日系クリスチャンにとって、よい機会だから、集会開催の 可能性を、ジャック中本、矢口氏などと相談するように」と書かれた手紙を受け取ったの です。私は二世の中本氏しか存知あげなかったので、彼から新移住者の4名の信者の方を 紹介され、3月私宅で打ち合わせて、満場一致で開催を決定。 準備の後4月21日に、徳 島市鴨島教会牧師伊藤栄一講師による伝道集会がパークデル合同教会婦人会室で、望牧師 の司会で開催され、講師の力強い信仰の証に出席者40名(24名の二世と16名の新移住 者)は深い感動を受けました。
その翌日伊藤牧師が私に、「オタワには日本語の教会がないので、 クリスチャンの交流の 場を作るように」と申されました。その時私にはかなりの逡巡があったのですが、半年の ちに、決断をして、有志の方々に声をかけ、児玉宅に集まって頂きました。児玉秀臣兄、 児玉知子姉、矢口 真兄(健康の理由で欠席)、ジャック中本兄、 勝部照雄兄、勝部嘉季子 姉、松浦 剛兄と古屋和恵。この8名が当 会の発起人となり、会の名称をオタワ・クリス チャン・フェロー シップとして、望牧師の休日(月曜)に、月1回の礼拝をもち、あと質問と 茶菓と懇談など、信仰の交わりの場を持つ事に決定しました。
最初の夕拝の11月10日を創立日と設定。2回めの集会で、例会は毎月第二金曜午後7 時半からとし、経費は献金で充当。会計は勝部嘉季子姉、記録係は古屋和恵。因みに、会 計は、5年後に児玉知子姉が、27年後に現在の美紀子ミッチェル姉が引き継いでおりま す。会費制は、1980年から導入。ピアノ奏者は最初から31年間山崎敏子姉がつとめ られ、以降は吉田尚子姉の寄付による賛美歌 プレーヤーを使用。但し矢口兄は自宅での集 会には、電気パイプオルガンで奏楽されました。7月8月と12月の例会は休みとしたの で、例会数は年に9回です。