Page 2 - 将軍之屋
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將軍之屋/
大樹冊店
(将軍の家/Tree Books)
歴史について
1920 年屏東に台湾最初の軍用空港「屏東飛行場」が開港した。原住民の偵察、花蓮
と台東間の連絡、郵便輸送などが主な役割だった。1927 年日本陸軍航空隊が台湾に進
駐し、「屏東陸軍飛行第八連隊」を編成した。1937 年盧溝橋事変が引き金となった日中
戦争勃発のため、前の年に立ち上げた「第三飛行団」と合わせて更に規模を大きくした
「台湾軍臨時飛行団」が編成された。
これは日本統治時代に作られた
防空壕だよ。今もまだ保存されて
るよ。
人員拡大による宿舎不足を解消するため、現在の「將軍之屋」と「青島玖柒」周辺に
多くの陸軍宿舎が建てられた。1945 年日本統治が終わって、蒋介石率いる国民党政府
も引き継いで陸軍宿舎として使用していた。当時この「將軍之屋」には鳳山陸軍軍官校
の校長や陸軍司令官など将軍階級の人たちが住んでいた。