Page 7 - 将軍之屋
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青島玖柒
(青島九十七
Story House No.97)
歴史について
1927 年日本陸軍航空隊が台湾に進駐したあと「屏東陸軍飛行第八連隊」を編成し、
36 年に「第三飛行団」を設立した。37 年盧溝橋事変が引き金となった日中戦争が勃発
したため、更に規模を大きくした「台湾軍臨時飛行団」が編成された。
人員拡大による宿舎不足を解消するため、台湾総督府は現在の「將軍之屋」と「青島
玖柒」周辺に多くの陸軍官舎を建てた。日本統治時代は「崇蘭陸軍官舎」と呼ばれ、多
くの武官が住んでいた。
このパズルパネル、わたしにも答えられるかな?
ちょっとやってみようっと。
1945 年蒋介石率いる国民党政府は引き継いで、新たに「勝利新村」と名付けて、陸
軍将官の官舎として使用していた。今の「青島玖柒」もそのうちの一棟だった。