Page 10 - 将軍之屋
P. 10
現在の様子
1978 年から放置されていた宿舎はレンガ造りの塀が車にぶつけられた跡が残ってい
*1
るものの、建築物も塀も保存状態は良好だという。半切妻屋根 と外観が下見板張りの
独特な日本建築様式で、屏東市初の独立官舎でもあるため、歴史建築として 2014 年に
国の文化資産として登録されている。
現在は修復の最中でまだ開放されていないが、完成後は中正小学校の史料館にな
る予定だという。建物の周りに芝生が整然と植えられていて、塀の外から一部修復され
た建物の外観を見ることができる。昔の校長先生はどんな家に住んでいたか、通り過ぎ
るだけでも独特な雰囲気を感じるので、開放されるのが待ち遠しい。
この波状の板はトタン板というのかな。修復完成までの間はこのトタ
ン板でレンガ造りの塀を囲い、建物の上部にもトタン屋根で覆い、台風
などの自然災害による被害を防ごうとしている。どうか修復が終わるま
で強い台風が来ないように。
所 屏東県屏東市忠孝路 129 号
開 未開放
交 https://reurl.cc/V6jypY