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FuelTemparature[C] 図1 平衡蒸気圧
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図12 可燃ガス層厚さと燃料温度の関係 性時間は減少し, FlashpoinHこ近づくほど無限になっ
即 ち , 約 10nsec以上で、気液界面は平衡に達するとみ なして良い.なお n-プロパノールについては凝縮係 数のデータがないため計算できないが,平衡に達する 時間はメタ Jールと同程度のオーダーであると考えら れる.
以上の検討結果より,燃料容器から蒸発する燃料蒸 気は,界面において純液体の燃料温度に相当する平衡 濃度になる.
ていく.
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図13 特性時間と燃料温度の関係 6とめ
(1) 分子拡散に対する重力の影響は無視できる.
(2) 有限要素法により燃料容器から蒸発する燃料蒸気
の非定常濃度分布を求めた.
(3) 燃料表面の蒸気濃度は,約10nsec以上で、平衡蒸気
圧になる.
(4) 可燃ガス層厚さは,燃料温度の滅少とともに可燃
ガス層厚さも減少し, Flashpoint付近で、消炎距離に 近づいている.
(5) 消炎距離において濃度が希薄限界濃度に達する時 聞は,温度降下と共に減少し, Flashpointに近づく ほど無限になっていく.
参考文献
1) K.S.Forland,わかりやすい非平衡熱力学 (192), 124.
2) 山口喬,入門化学熱力学, (1981),43 3)藤川・他 2名,機論61-581, B(195),215.
図 1 1は nーフ。ロパノール, (vol%)を示している.
40 ポ 35
メ タ ノ ー ル の 平 衡 蒸 気 圧
25 30 35 40 45 50 Fueltemperature[c]
大分工業高等専門学校研究報告
第32号 (平成 8年 1月) 8 n-propanol
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5 燃料温度の影響
3. 4の結果より燃料温度が蒸気濃度に及ぼす影響 をr フ。ロパノールについて検討した.図12は,燃料温 度に対する燃料容器上部の可燃ガス層厚さを示してい
る.燃料温度の減少とともに可燃ガス層厚さも減少し, Flashpoint230C付近で、消炎距離で、ある 0.8mに近づい ている.
図13は消炎距離0.8mの高さにおいて濃度が希薄限 界濃度に達する時間を示している.温度降下と共に特
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