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液体燃料上に形成される蒸気濃度分布に及ぼす浮力の影響
Times 叶 >..0.28
-l:J'.0.58 ・ O' 1.08 . .-A・ 2.08 ¥l 3.08 -う《ー 5.08
~
-8--NoBuoyancy n-Propanol
-1-10.08I
8
6 45 2
2 4 6 8 10 12 ConcentrationCf[vol%J
Fig.4Tran8ientconcentrationprofiles forn-propanol,Tr=4.70C
また,浮力の影響が現れるまでの時間は燃料温度の上昇 に従って速くなっている.容器端及び容器中央に浮力の影 響 が 現 れ る 時 閣 を Fig.5に 示 す . 容 器 端 で は 約 0.5"-'1.08, 容器中央部で、は約2.0"-'3.08で・影響が現れている .
4.2 可燃蒸気層厚さに及ぼす浮力の影響 液体燃料への引火は蒸気濃度がある一定範囲内でなけれ ば起こらない.蒸気濃度が引火可能な範囲である高さを可
燃蒸気層厚さという. Fig.6は,浮力影響前 Ct=2"-'2.58)と 干渉縞安定後における容器中央部の可燃蒸気層厚さの比較 である.分子拡散による可燃蒸気層厚さは燃料温度が高く なるのに従って厚くなっているのが分かる.また, 300C近 辺から浮力の影響が現れ始め,温度上昇に伴って可燃蒸気 層厚さをさらに厚くしている.
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2.5 [f) 2
4-J
~L5
←1 0.5 O
15 20 25 30 35 40 45 50 TemperatureTf["C]
Fig.5Timethattheefectofbuoyancy begin8toappear
O20
T=44.7"C
G
Buoyamcy
w=20m m
。。 50
Fig.6Theefectofbuoyancyonflammable layerdepth
三ム 5.結 日間
ホログラフィー干渉法による蒸気濃度分布測定とレーザー シート法による空気の可視化実験により以下に示す実験結
果が得られた.
(1) 浮力は,液体燃料上の蒸気濃度分布をより高いところ
(2)
へ上昇させ,可燃蒸気層厚さを厚くする.
浮力は燃料温度が300Cより高くなると蒸気分布形成過 程においても影響を及ぼす.この影響はシャッター開 放 後 , 容 器 両 端 に お い て は 約 1.08, 容 器 中 央 部 に お い て は 約 3.08で、始 ま る . ま た , 影 響 が 始 ま る 時 間 は 燃 料 温度を高くするほど早くなる.
参考文献省略
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