Page 40 - Hibi no Kate
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オタワ聖書研究会35周年記念会 ー 聖研と私 2013-11-08
矢口睦子:始めに聖書研究会を35年間指導して下さった和恵さんに感謝します。お目出 当ございます。私はあまり勉強もせず時々の出席でしたので難しい聖書を学ぶにあたって 理解できないこと多く、でも何かひとつでも学ぶことがあればと思っていました。そして 他の人達の意見やお話がきけて参考になりました。今度聖句を選ぶ際に私達の今の日常生 活に役立っている聖句について一寸・・・ その聖句はテサロニケの第一の手紙5章ー16、 17、18の ”いつも 喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことに感謝しなさい” で す。聖句の言葉はシンプルですが、私は弱い人間ですから素直に受け入れられるかが問わ れます。いつも喜んでいなさいは、本当に難しいです。でも現在私達の生活はつらいこと 悲しい事しばしばのなかで、この聖句を思い出すことによって心が休まります。何か小さ いことでも神に感謝することを見つけることによって、喜びがあ るのでしょうと思うよう になりました。身近に或る沢山の恵みを忘 れず、感謝して日々を過ごしたいと思っていま す。(34年間)
小崎京子:私はなまぬるい信者で、今でもなまぬるいので申し訳ないのですけど。以前イ タリヤ人のジュリアノさん(東京の山谷 のスラムで働いていた方で、福音(元はイエス)の小さ き兄弟達というカトリックの修道会の労働司祭)に、その事をもうしあげたら、ジュリアノ さんが ”気がついていらっしゃるだけでも、いいのですよ” と言われ、もう何年か前なので すけど、今だに同じ。 (和:気がついていることは、いつか努力しようという気がおこる ことかも)。そうですね。(和:先ほど読んでいただいた黙示録のところに、あなた達信者は なまぬるいとあるでしょう。) ああ、読 みました、よみました。去年主人が逝ってしまい ましたけれど、主人がいなければ聖書研究会に知子さんもいらしたこんな交わりにも入る ことが出来なかったと思っています。(30年間)
モンク吉田尚子:1980年突然白羽の矢で3年契約でオタワ にくることになりました。 契約の一つの条件は日曜日の礼拝に出席することでした。オタワに着任し、カナダ合同教 会の礼拝に出席。 誘われるままに聖歌隊や、家庭集会に参加しました。一言も英語を話せ ない私の為に婦人会の方が、結果的に二世の先日亡くなられた サディ仲元に連絡がとれ て、古屋さんを紹介してくださいました。 月一回の家庭巡回の聖書研究会は楽しく、水に 放たれた魚のようでした。この会に出席できたのは、矢口 真さんの送り迎えによるもので