Page 46 - Hibi no Kate
P. 46
和恵叔母の贈り物
2020年11月1日 (日) に行われる納骨式(ICU大学教会墓地)に際して、オタワ聖書 研究会の方々の長年にわたる祈りと感謝(苦悩を含む)を日本の方々と分かち合うことは和恵 叔母の人生を覚え神と共に喜ぶことと考えます。
芸術を愛することが和恵叔母と私の一番の共通点と認識しています。私は幼少期に父(高 見敏弘)から油絵の基礎の基礎:「下地には表面と対照の色を使う」という心得を得ました。 この心得は、表面上の物事にとらわれず、その裏または奥底に隠されている見えない部分 の物事に注意を向ける意識を私に与えてくれました。絶望・悲しみ・嫉妬・憎しみな どと 共に存在する幸福・感謝・愛・祈り、、、。そういう意識の探求を芸術を通して和恵叔母 と共有していたのだと。「日々の糧」を読むたびに神に通じるその繋がりと新しい発見に 喜びを感じます。
納骨式の準備・連絡役をしてくれた野副めぐみ(古屋愛子、和恵の姉の長女)、この改訂版制 作にあたって惜しみなく尽力してくれたアイコ・フルヤ(古屋望の妻)、息子のテッド・フル ヤ、再度、野副めぐみ、また唐突な連絡にも関わらず情報を快く提供してくださった Mrs. 小崎京子、Mr. 児玉秀臣、ご息女のMs. 児玉サキエ、Mrs.ミッチェル美紀子により「日々の 糧」の複製とサイズの変更の快諾をいただき心から感謝です。
「オタワ聖書研究会35周年記念会ー聖研と私」の後記(古屋和恵筆)に「間違いなどあ りましたらお知らせ下さい。改訂しますのでよろしく。」との記載でしたので、気がつい た範囲で追加・削除・変更させていただきました。
皆様の日々の生活が祈りと共にあり、神と万物が喜ぶ日々でありますように。
2020年9月26日
夏目 香 (古屋和恵の末妹、高見信子の娘)