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 企業やNGOの現場で実習し、キャリア選択の視点を養う  日本人学生が派遣国の教育や異文化・国際理解の促進に寄与するインターンシップ                                                 2                                                                   3                                                                                                                                                                                                                                 4

 サービスラーニング  SEND                Student Exchange Nippon Discovery




 サービスラーニング・プログラムは、英語を使って自分の進路を考えるキャリ  SENDプログラムは、日本人学生が海外の教育機関において、日本語教育
 ア観を形成するプログラムです。APUで行う事前授業、派遣先大学での集  支援や日本文化紹介等を行い、派遣国・地域の異文化・国際理解の促進に
 中英語学修とインターンシップ、そして帰国後にAPUで行う事後授業から構  寄与することを目的とした教育インターンシップです。派遣学生は、草の根
 成されています。インターンシップでは、派遣先大学周辺の一般企業、  レベルでの交流を通じて、現地の言葉や文化に対する理解を深め、将来は日
 NGO等で就業体験や社会貢献活動等に取り組みます。  本と派遣国との架け橋となるような人材育成を目指すプログラムです。
 派遣先大学は、教授陣にノーベル賞受賞者などが名を連ねる名門校、テキサ  また、異なった文化背景の中で与えられたミッションを達成していくことによ
 ス大学オースティン校(UT Austin)。参加者はテキサス大生と肩を並べて  り、日本にいるだけでは気づくことができない自分の「強み」と「課題」につ
 正規科目を聴講し、実践的な英語運用能力を定着させ、異文化理解能力を  いて考察し、キャリア観の形成・進路選択への一助とすることを目的として
 高めます。これらを通して自らの学修・獲得目標について深く考え、働くこと  います。
 を意識して、キャリア観の形成、進路選択に向けた視点を養います。
          実習時期     〈春セメスター実施〉8~9月(約4週間)
                   〈秋セメスター実施〉2~3月(約4週間)                                            西垣 陽彦(アジア太平洋学部)
 実習時期  8月下旬~11月下旬(約3カ月間)  滞在形態  ホームステイまたは学生寮                                       SENDでは、現地交流ができるのはもち
 矢島 絢子 (アジア太平洋学部)                                                                  ろんのこと、学ぶことも多くありました。
 滞在形態  学生アパート  研修言語  事前/事後授業:日本語、現地実習:日本語および英語
 「APU入学後3年も経ったのに英語を話せな                                                             自分たちで授業を1から考え、教える機
 研修言語  事前/事後授業:日本語および英語、現地実習:英語  派遣国・地域  タイ、ベトナム
 い」、「将来何をしたいのか分からない」、「APU                                                          会があり、しっかり用意をしたつもりでも、
 派遣国・地域  アメリカ(テキサス州 オースティン)  募集時期  〈春セメスター実施〉4月 〈秋セメスター実施〉10月
 で培ったスキルを将来どう役立てたらいいの                                                              現地の学生にとっては分かりにくいことや、
 募集時期  12~1月  か?」これがプログラム参加前の私でした。そ  募集人数  各回約15名                                  予想もしないことが起こることはよくあり
 んな私がこのプログラムを経て、英語への苦                                            ました。自分たちにとっての当たり前が当たり前ではなく、より深いとこ
 募集人数  約20名(予定)  申請資格  2~7セメスター生
 手意識が無くなり、将来像やそれに向けたビ                                            ろまで考えて行動しなければならないということを学びました。これか
 申請資格  申請セメスター終了時に英語中級単位修得済み、  単位数  4単位
 ジョンが明確になるまでに大きく成長しました。                                          らのAPU生活でもそのことを意識して生活していきたいと思います。
 日本語基準学生(優先) 、1~6セメスター生
 特に、様々な人々のキャリアや生き様を間近で垣間見たことで、周りに流され  費用  10~15万円
 単位数  8単位  ず自分のやり方で進むのが最良であると気付くことが出来たのは最大の収穫
 ャ リ ア キ                                                                                                             リ ア キ ャ
 費用  約90万円 (渡航費別)  でした。このプログラムは、私の価値観に大きな変革をもたらしてくれました。

 卒業生 イ ン タビュー  目的や背景を理解するべく積極的に上司・同僚に質問や確認するよう心がけ、  日本語と日本文化を東南アジアで発信するアンバサダー
 主体性、コミュニケーション能力を養うことができました。これらの能力は、
 先を見すえた挑戦を!  現在、多くの人々と共に業務を推進したり、職場や取引先との関係を築く上  日本語パートナーズ
 で必要不可欠なもので、留学での学びが大いに活かされています。留学中
 に出会った人々、経験の全てが私にとってかけがえのない財産です。
 木村 仁美  2018年度卒  幅広い世代の人材をASEAN諸国の、主として中等教育機関に派遣し、現地
 Q.今はどのようなお仕事をしていますか?
 2017年度 サービスラーニング・プログラム参加  日本語教師と学習者の日本語学習の「パートナー」として、授業のアシスタン
 現在 大手食品会社勤務  食品メーカーに勤務しており、卸店や量販店で営業業務に携わっています。  トや会話の相手役といった活動をすると共に、教室内外での日本語・日本文
 新製品の案内や販促枠の交渉などを行い、お店の売上に貢献できるような
          化紹介活動等を行い、ASEAN諸国の日本語教育を支援します。
 Q.プログラムに参加した理由は何ですか?  提案を行っています。今後は海外と接点がある業務にも携われるよう、現在  同時に、8カ月におよぶ実習を通して現地のコミュニティと深く接する中で自
 入学当初に掲げた、ビジネスレベルの英語力を在学期間に身に付けるという  の営業経験を大切にしています。  身も現地の言語や文化についての学びを深め、ASEAN諸国と日本の架け橋
 目標を達成するべく、いくつかの留学プログラムを検討しました。サービス  Q.学生へのメッセージ  となることを目標とします。
 ラーニングは、英語学習のみならず同時にインターンシップを経験できるた  留学に参加する目的や思いは人それぞれで、結果や成果も決して同じでは  (一 部「日 本 語 パ ートナ ーズ」より抜 粋: http://jfac.jp/partners/over-
 め、座学と実践の双方の機会が得られる効果的なプログラムだと思い参加  ありません。自分は何をしたいのか? どうなりたいのか?自分としっかり向  view/)
 を決めました。また、キャリア選択の視野を広げるきっかけにしたいという思  き合い、答えに近づく挑戦をしていってほしいと思います!
 いもありました。
          実習時期      8~3月(約8カ月間)
 Q.プログラム参加中はどのようなことをしましたか?                                                         古井 愛 (アジア太平洋学部)
          滞在形態      アパートまたはホテル
 英語学習はディスカッション、スピーキング、リーディング、ライティングの他、                                             日本語教育の専門家でもない大学生の自
          研修言語      日本語
 インターンシップ先で活用できる言い回しやメールの書き方などを学びまし                                                分に何ができるのか、と自問自答する日々
          派遣国・地域    インドネシア等
 た。インターンシップはNPO法人人事部で給与等のExcel業務、労働環境                                              が多くありましたが、私の存在や日本語の
          募集時期      6~7月(派遣時期の前年度)                                                 授業を通して、現地の方々に日本という国
 改善提案、求人募集など多岐に渡る業務を経験しました。UT Austinでの
          募集人数      約10名                                                           を「より」身近に感じ、異文化を体験して
 聴講では、ケーススタディを用いた経営戦略のメソッドやフレームワークを
          申請資格      1~4セメスター生                                                      もらえたと思います。帰国後は、積極的に
 学び、空き時間には料理サークルに参加しました。
                    日本国籍所持者のうち国際交流基金が示す期日において20歳以上である者           国際学生の日本語学習サポートに携わりました。卒業後も、日本語パー
 Q.プログラムから得たことは?                                                 トナーズやAPUでの経験を活かし、母校の高校で日本語のサポートが
          単位数       16単位
 インターンシップでは、異文化かつ意思疎通が困難であったからこそ、業務                              必要な生徒に対する日本語教育に携わる予定です。
          費用        なし(国際交流基金から渡航費や生活費などの補助あり)
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