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          教員の指導のもと国内外で調査・研究活動を行う                                                                                                 世界へ飛び出し、自身で設定した研究テーマの調査を行う                                                                               4                                                                   5

         フィールド・スタディ/プロジェクト研究                                                                                                     APUグローバルリサーチ(AGR)




         フィールド・スタディとプロジェクト研究は、教員の指導のもとで、各学部の専                                                                                   「高福祉国家といわれるスウェーデンってホントはどんな国?」
         門分野に関するテーマに基づき、現場で調査・研究活動を行い、自らの興味・                                                                                    「韓国と日本って似ているけど違うのはなぜ?」
         関心を深め、専門的な理論と実践の架け橋となるプログラムです。アジア太平                                                                                    「多文化主義で産業が盛んなカナダ。その豊かさの秘訣とは?」
         洋学部では、1回生は「環境・開発」「国際関係」「観光学」「文化・社会・メディア」                                                                               「ベトナムに行って楽しかったけど、結局どんな国かよくわからない」
         の4分野を包括するプログラムに、2回生以降は各分野に特化したプログラム
         に参加し、専門分野学修の強い動機付けを行います。国際経営学部では、多                                                                                      APUグローバルリサーチ・プログラムでは、アジア太平洋学部の各学修分
         国籍企業が成立した背景を企業視察を通して学ぶプログラムや、社会変革を                                                                                      野のうち参加者が関心を有する研究テーマについての調査研究法を修得する
         実践している社会起業家をテーマとしたプログラムを展開しています。現場に                                                                                    と共に、実際に現地に赴き、計画に基づいた調査を実施し、その結果を報告
         行く「経験」だけでなく、事前・事後授業を通じてテーマに関する知識を深め、                                                                                    書にまとめるまでのプロセスを実践的に学修します。
         APUでの学修に役立つ知識やスキルを深めていきます。


          実習時期     〈春セメスター実施〉8~9月 〈秋セメスター実施〉2~3月(1~3週間)
          滞在形態      ホテルまたはホームステイ等
                                                                                   堀之内 友美 (アジア太平洋学部)                             実習時期      8~9月(約1週間)                                                     秋山 翔 (国際経営学部)
          研修言語      日本語または英語
                                                                                   2週間の実習を通し、訪問した企業で働く                           滞在形態      学生寮またはホテル                                                      私がAGRに参加した理由は、自分でチーム
          派遣国・地域    インド、タイ、ロシア、インドネシア、スイス、フランス、
                                                                                   方々やそこで生活する人々の環境を実際                                                                                                     を組み、自分たちの興味関心に基づいたテー
                    スロバキア、ポルトガル、スペイン、イタリア、日本等                                                                                    研修言語      日本語および英語(必要に応じて現地語)                                            マを設定して調査ができる点に魅力を感じた
                                                                                   に目で見て、肌で感じることで、環境・開
          募集時期     〈春セメスター実施〉4月 〈秋セメスター実施〉10月                                                                                    派遣国・地域    スウェーデン、ベトナム、韓国、カナダ                                             からです。私は国際経営学部所属ですが、ア
                                                                                   発分野をより深く学習、研究していきたい
          募集人数      各回15~30名(プログラムによって異なる)                                                                                       募集時期      11~1月                                                          ジア太平洋学部における観光分野に関心が
                                                                                   と思うようになりました。今後はインド、タ                                                                                                   ありました。そこで「観光地におけるキャッシュ
          申請資格      プログラムによって異なる。日本語基準国内学生が英語開講の                                   イ、日本それぞれの女性の社会進出をテー                           募集人数      各派遣地につき約15名                                                    レス化」をテーマに設定することで、経済と
                    プログラムに参加する場合は、英語中級単位修得済み                                                                                                                                            観光の両方を主題とした分野横断型の調査を行うことができました。テーマ
                    3~7セメスター生 (一部、2セメスター生から可)                    マとして、自分の研究を深めていきたいと考えています。また、フィー                                申請資格      2~6セメスター生                                    設定から調査方法に関する知識など、幅広い知識が身についたと感じてい
                                                                 ルド・スタディへの参加は、インドでインターンシップを行うという次の
          単位数       2単位もしくは4単位                                                                                                   単位数       2単位                                          ます。来年派遣される予定の交換留学先でも、AGRで得た知見を活かして
                                                                 ステップを決断できた、良い機会であったと実感しています。                                                                                           引き続き研究を続け、さらなる学びを得られるように努めていきたいです。
          費用        1~42万円(プログラムによって異なる)                                                                                         費用        3~6.5万円(渡航費を除く)














   専                                                                                                                                                                                                                                        専
                                                                                                                                      須藤 智徳 教授                  銭 学鵬 准教授                   轟 博志 教授                  田原 洋樹 教授
                                                                                                                                        アジア太平洋学部                  アジア太平洋学部                  アジア太平洋学部                   アジア太平洋学部
   門                                                                                                                             (担当地域:スウェーデン ストックホルム)        (担当地域:カナダ バンクーバー)          (担当地域:韓国 ソウル)             (担当地域:ベトナム ホーチミン)        門
                                                                                                                                 本や新聞、ネット情報、友人の話など、        多様な民族や言語が共存するブリティッ        韓国は昔から、「近くて遠い国」と言わ        ベトナム社会・経済の発展、日越関係
          国際機関の役割と活動                                           インドネシアの社会起業家                                                      情報源はいろいろありますが、必ずしも        シュコロンビア州バンクーバーは、北米        れます。多分、世界で一番日本人に近         の進展によって、ベトナムは身近な国
          実習地:東京、スイス、フランス                                      実習地:インドネシア                                                        それらが正しいとは限りません。単なる        有数の世界都市です。トランスカナダ         いのが、韓国人でしょう。白米のご飯を        になりました。おいしいベトナム料理や
          須藤 智徳 教授                                             横山 研治 教授                                                          観光ではそこで暮らす人々の本当の姿         ハイウェイと鉄道の終点であることか         食べ、みそ汁を飲み、お箸を使う人々。        かわいい雑貨は多くの観光客を魅了し
         アジア太平洋学部                                              国際経営学部                                                            はわかりません。このプログラムは、興       ら、カナダ最大の産業都市の一つであ          あまりにも似ているからこそ、ちょっと        ています。遊びに行っても十分に楽し
         「世界の紛争や貧困を解決したい!でも国際機関で働くなんて自分には絶対無                   プログラム担当の私自身、自らの目でインドネシアの現実を見るまで、それ                                味関心があるテーマを自分で設定して        り、バンクーバー港を拠点とする国際         した違いが目に付くことも多いです。          いベトナムですが、このプログラムでは、
          理・・・」そんなこと考えたことはありませんか?                              までの考えや議論が如何に現実離れした机上の空論であったかを痛感させら                                現地調査がしたい、といった学生の声に        貿易の要所としても知られています。         例えば田舎に行くと、今でも親切で情         自分の研究テーマを選んで事前に学修
         まずは実際に国際機関に行って、直接国際機関職員の話を聞いてみましょう!                   れる経験をしました。改めて、実際に現地に足を運び、現地でその地域の現                                応えて生まれました。事前に調査研究         またアラスカやカナダ国内への入り口        にあふれた人々に接することができま          し、自分の体をベトナムに運び、調査
          国際機関の機能や役割は何か?職員には何が求められ、どんな仕事をしてい                   実を見つめ、五感で捉えた中で知識や理論を活かすことの重要性を思い知ら                                法を学び、自分の疑問に対する調査研         であることから、毎年多くの観光客を集        す。頼まなくても、車に乗せてくれ、ご        研究法をじっくり身に付けます。ベトナ
         るのか?大学のうちに学んでおくべきことは何か?このプログラムでは、将来                   されました。また、知識や理論の限界に直面して、どのように問題を解決す                                究計画を立て、実際に現地調査を行い         める人気の観光エリアでもあります。本        飯を食べさせてくれ、泊めてくれること        ム側の協定大学の先生や私の助言を受
          国際機関等で活躍したいと考える学生たちに、国連等の国際機関を訪問し、                   るのかという実際的な問題解決能力の重要性も学びました。この貴重な体験                                ます。環境先進国として知られるスウェー       プログラムでは、事前授業の中で自分         もある。日本の古きよき人々との触れ         けて、成長著しい商都・ホーチミンシティ
                                                                                                                                 デンですが、実際に暮らす人々のライフ
                                                                                                                                                           たちのテーマに沿って作成した調査計
                                                                                                                                                                                                               で、自分で考えたテーマについて研究
                                                                                                                                                                                     合いが、今でも体験できます。「似てい
          実際に国際機関職員からの話を聞く機会を提供します。このプログラムを通                   をすることのできるフィールド・スタディに是非皆さんも参加して、現場で考                               スタイルはどんなものなのでしょう。日        画の下、持続可能な開発、経済、歴史、 るけど違う」。パラレルワールドみたい               を進めます。こんな旅は学生時代にし
         じ、国際機関を身近に感じ、将来の就業先としての国際機関を現実として考                    える経験をしてください。                                                      本との違いはどこなのか。教育面や行         観光、文化・言語等について現地調査         なところが、韓国の魅力の一つです。         かできません。私自身が学生時代に住
         えられるようになります。                                                                                                            政の取り組みはどうなっているのか?         を行います。都市と自然が共存する国、        そんな国で皆さんと韓国について調査         んだこの街で、皆さんと一緒に学べる
                                                                                                                                 あなたなりの、「本当の答え」を見つけ        カナダで一緒に調査を行いましょう。         できることを楽しみにしています。          ことを今から楽しみにしています。
                                                                                                                                 に行きましょう。
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