Page 24 - 式文 2026
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   い かあ いの の」とドゥペは言いました。「お母さんがね、とっておきのお祈りを おし き
教えてくれたの。聞きたい?」
チオーマは こくんと うなずきました。
て い じゅぎょう まえ まいあさ
ドゥペはチオーマの手をとって言いました。「 授 業 の前に、毎朝 いあいかみ こ
こう言うの。『愛する神さま、わたしはあなたの子どもです。わたし こ べんきょう おお
はかしこい子どもです。わたしはもっと 勉 強 して、大きくなります。
アーメン』」
にん て わ きょうしつ まど
3人は手をつないで輪になりました。教 室の窓からは、あたたか ひ ひかり さ にん いの
い陽の 光 が差しこんでいます。3人はそのお祈りをいっしょにくり いの こえ おお
かえし、ひとこと祈るたびに、その声は大きくなっていきました。
かみ こ こ
「神さま、わたしはあなたの子どもです。わたしはかしこい子ど べんきょう おお
もです。わたしはもっと 勉 強 して、大きくなります。アーメン」 はじ い っ ぽ まいしゅうすいようび
このことは初めの一歩にすぎませんでした! 毎週水曜日と きんようび やす じかん べんきょう
金曜日の休み時間には、ドゥペとゴディヤはチオーマの 勉 強 をみて あげたのです。
き
—みなさんに聞きます—
こま とも たす
Ÿ チオーマが困っていたとき、友だちはどうやって助けてあげま したか?
なに たすおも
Ÿ 何がチオーマを助けたと思いますか?
なに たす
Ÿ 何かうまくいかなかったとき、だれが、どんなふうに助けてくれ ましたか?
つづ き —では、続きを聞きましょう—
か げつ こうちょうせんせい あつ 2ヶ月たって、校長先生がみんなを集めました。チオーマのむね
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