Page 37 - 式文 2026
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   るか。最後に、安らぎをどのように語り、厳格な掟から慈しみへと解放さ れることを、イエスはどのように再定義したか、についてです。
I.神の計画における安らぎ 第六※の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の
仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安 息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
(創世記2章2節~3節) ※英語原文の訳
安息日を心に留め、これを聖別せよ。六日の間働いて、何であれあなた の仕事をし、七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕 事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、 あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。
(出エジプト記 20 章 8 節~10 節)
主はわたしを青草の原に休ませ 憩いの水のほとりに伴い 魂を生き 返らせてくださる。主は御名にふさわしく わたしを正しい道に導かれる。
(詩編23編2節~3節)
<話しあってみましょう>
この 3 つの聖句の異なる安らぎのイメージ―天地創造の後に神が休んだ
こと、安息日を守ること、羊飼いに導かれる安らぎ―は、イエスの「わた しのもとに来なさい、休ませてあげよう」という招きをどのようにわかり やすくしているのでしょうか。
II.安らぎと知恵
いかに幸いなことか 知恵に到達した人、英知を獲得した人は。 知恵によって得るものは 銀によって得るものにまさり 彼女によって収穫するものは金にまさる。 真珠よりも貴く どのような財宝も比べることはできない。 右の手には長寿を 左の手には富と名誉を持っている。 彼女の道は喜ばしく 平和のうちにたどって行くことができる。 彼女をとらえる人には、命の木となり 保つ人は幸いを得る。
(箴言3章13節~18節)
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