Page 15 - 2024東風瀛海_東碩畫會專輯
P. 15
؇ऎɽኪߕஔӻ
၂ɻफࣧʾึ
؇ࠬᖊऎɨጐ㗿10ϋ
東海大学美術系の社会人向け修士課程は2003年に設立されており、2013年、恩師である
倪再沁先生に校友画会結成の構想について相談しました。「徒党を組んで私利を求めるのではな
く、卒業後のステージを提供したい。年に一度以上の展示会を開き、独善に陥ることなく、お互いに
切磋琢磨し、在校時代のように作品創作の内的な動機を維持し続けてもらいたい」。社会人修士
課程出身の張秉宏、江秋霞、謝淑慧、廖迎晰、林美蕙、江宇、林桂蘭、趙純妙、そしてわたくしが中心
となり、2013年5月5日に社会人修士課程校友画会が設立され、2019年からは修士課程のメン
バーも加わり、正式に「東碩画会」が成立しました。
わたくしは幸いにも2013年の創設時に会長となり、14年と17年の選任を経て2期にわた
って会長を務めました。能力的には及ばずながら、何人かの有能な同窓生の敬譲を含め、メンバ
ー全体から支持された栄誉は一生忘れられない思い出です。幹事長の許美月、総務の林桂蘭、
黄瑀榛のお三方のサポートに感謝いたします。校友画会は以下のような展示会を主宰しました。
2014年 大墩文化中心、2015年 斗六市文化中心、2016年 港区芸術中心、2017年 花蓮県文
化局、2018年 花蓮県文化局および大墩文化中心、2019年 屯区芸文中心および南投文化中心、
2020年 港区芸術中心。
2020年と23年の会長改選では、優秀な卒業生の邱泰洋が第3、4期の会長に選出されまし
た。すぐれた作品を生み出し、国際的な視野を備えた東海大学の助教であり、著名な彫刻家です。
会長職はまさに適任であり、彼のリーダーシップのもとに校友画会は大きく成長し、2021年 嘉義
梅嶺美術館、2022年 苗栗文化中心、2023年 高雄文化中心での展示会を主催し、今年に入って
福岡アジア美術館での展示を実現できたのは、校友画会にとって実に光栄な出来事となりました。
今回のテーマは「東風瀛海」、「東風」は東海大学の校風、「瀛海」は日本と母校との良縁を意
味しており、今回の展示のため、わざわざ揮毫していただいた李恵正先生に特に感謝いたします。
今回の展示にあたり、張文燦先生、台北駐福岡経済文化弁事処の陳銘俊処長、九州台日文化交流
会の本郷啓成会長、福岡アジア美術館の運営者の方々に感謝いたします。そして、東海大学の先生
がたのご関心とご指導、顧問である台中市文化局林輝堂前局長、鍾経新理事長にも感謝いたしま
す。全員のコンセンサスがなければ不可能だったミッションでした。下積み10年、舞台上では一瞬
の芸でも、それは10年の修行の賜物であり、どんなことでも長く続ければ、必ずエキスパートにな
れます。将来的には、全員が精進を続け、私見を捨てて、包容力をもっていれば、古い幹から胴吹き
の枝が出て、新しい血が加わります。争いとは無縁のグループを作り、母校の精神を発揚し、芸術家
グループの楽天地としていきたいと願っています。
東海大学美術系修士課程校友画会
初代会長
13