Page 17 - 2024東風瀛海_東碩畫會專輯
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東海大学美術系修士課程校友画会、略して「東碩画会」は、東海大学美術系修士課程の卒業
生によって結成された芸術家グループです。創意設計・芸術学院の前院長である倪再沁教授の後
押しのもとに、2013年5月5日に校友画会が創設されました。当初は東海大学美術系の社会人向
け修士課程の卒業生が中心となり、初代会長である王瑋名博士、および画会メンバーの張秉宏、
江秋霞、謝淑慧、廖迎晰、林美蕙、江宇、林桂蘭、趙純妙らが発起人となりました。
常に初心を忘れずに創作に勤しんできた東海大学美術系の卒業生は、共通の「家」を得るこ
とになりました。ここで切磋琢磨して成長し、お互いに励ましあって、芸術家としての道を歩んでき
ました。2019年から修士課程の卒業生が次々と加わり、会の名称も「社会人修士課程校友画会」
から「東碩画会」に改めました。今では東海大学美術系修士課程の卒業生の多くが集まり、孤独な
創作の過程で相互にサポートしています。
2期6年を務めた初代会長の王瑋名博士は、滅私奉公によって「東碩画会」の基礎を固め、東
海大学美術系の看板に磨きをかけました。東海大学美術系修士課程の卒業生は才気あふれる人
たちの集まりであり、芸術におけるそれぞれのジャンルで傑出した業績を残し、台湾の美術界で大
いに注目されています。ww
わたくしは浅学菲才ながら、先輩である前会長と大学側のご厚意のもとに、第3期と第4期の
会長職を任せていただいたのは、恐れ多いことであると同時に、辞退するわけにはいかない次第
でもありました。それ以前の数年間、わたくしはこの大きなファミリーの中で育ち、先輩のかたがた
による努力の成果を享受してきており、この理想的なグループのために一肌脱ぎ、責任の一端を
担うのも当然のことと思われたからでした。
今年はキュレーターである張文燦先生のアシストにより、福岡アジア美術館での展示を実現
させ、2024年11月に渡日し、国際の展示会を通して交流を深めます。これに先立ち、会の将来を
考慮して、グラフィックデザイナーの頼智偉に「東碩画会」のLOGOデザインを依頼しました。ご指
導をいただいた台北駐福岡経済文化弁事処の陳銘俊処長、および共催となる九州台日文化交流
会の本郷啓成会長に感謝いたします。そして、序文を書いていただいた東海大学美術系の主任で
ある李思賢教授、先輩にあたる鍾経新顧問、初代会長の王瑋名博士、馬歩月幹事長、理事会メン
バーのかたがたのご協力に感謝の意を表し、ともに「福岡での日台芸術交流」を今年の大きな成
果にして、素晴らしい思い出を残したいと願っています。
会 長
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