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営業フォーカス
岡 山 店
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倉 敷 店
支配人 中 田 寿 人 ◆私が一番大切にしている言葉は『親
部長 林 健吾 ◆調理に携わる私は料理を通じお客
店長 服 部 洋 美 ◆私が将来も残したいものは『親切
店長 髙 取 拓 磨 ◆六十周年を迎えて今後も更なる
切心』です。この言葉は、私がこの 仕事を始めて最初に教わった接客の 基本でもあります。当時は今津常務 が岡山店の店長をされ、奥さんでい らっしゃった由美子奥さんが常に現 場で実践しスタッフに言い続けてい た言葉です。どんな美味しい料理よ りも、どんな快適な空間よりも、お 客様の心に残る店であるにも一番大 切なものだと私は思います。不思議 なもので店と言うのはキチンと大切 にしているものは受け継がれて行っ ており、私の知る中では担当者が変 われど『親切なお店でありたい』と 言う DNA はバトンを受け継ぐ担当 者がしっかりと実践していってくれ ております。私達を取り巻く社会環 境は常に変化しデジタル化を要求さ れる時代です。そんな時代の中のお いても、お客様との接し方や気遣い の部分は常にアナログであり、精一 杯のおもてなしと親切な対応を心掛 ける店であり続けたいと思います。
様との関係を築き、そして、これか らもかに料理専門店としての誇りと プライドを持ち継承していかなけれ ばと感じています。進化する食文化、 日本食に向けても、その時代にマッチ し、皆で夢に向かうビジョンを持ち、
心』です。入社してから一番初めに教 えていただいたことが親切心でした。 かに道楽では、何よりも大切にして いることだと教えていただきました。 ここまでやるのだと感じるくらい、親 切な気持ちが前に出ており迷うこと なく行動に移していたことへの驚き と感動は今でも忘れません。失敗し てもいいから、自分がしてもらって 嬉しいと思うことは何でもしてあげ てと教えていただき、その気持ちは 自分の接客の原点になっております。 世の中が便利になりアナログな時代 は終わりましたが、心と心で接する 部分だけは今も昔も変わらず、人の 親切が何より心に響くおもてなしだ と私は思います。お客様は旅人です。 親切にしてもらった所に必ず帰って きます。旅人(お客様)が第二の故 郷と思っていただける、そんな親切 心溢れる仲間をこれからも作って参 ります。
発展と地域に愛される店作りに欠 かせないものは何かと考えた時に、 形有る物は壊れてしまいますが、 残すことの出来る物は『心』では ないかと思います。 以前、社報の表題にもありました
『オールかに道楽』となりトップを走 る責任、安心、安全、そして、全て の人にとってのやり甲斐こそが六十 年の中で刻んできた大家族主義こそ 社会に向け自慢出来ることであり、今 後も社員ファーストとして残してい かなければと思います。二〇二〇年を 迎え社会は効率化、生産性の向上、利 便性を求め更に AI 化に進むのだろ うと感じます。しかし、思うのは我々 の業種は人が宝、財産であり、アナ ログという温もりが不可欠です。同 時に残していかなくてはと思います。 調理人にとって大事な道具の一つは 包丁です。なくてはならない存在で す。魂を込めて使いこなしましょう。 もっと仕事が楽しくなるはずです。
『親切心』はお客様と私達を深く繋 ぐことが出来る特別なものではな いでしょうか。食事をするだけで あれば家でも出来ます、かにを食 べたいのであればスーパーで買う ことが出来ます。ですが、かに道 楽でしか提供出来ないものはお客 様に喜んでいただける『親切心』 だと感じております。 システムやハード面など、どんど ん進化をし続ける中でも、やはり 根底には『親切心』=『お客様に 喜んでいただきたい』との気持ち があります。時代や人が変わって もその気持ちを忘れること無く繋 いでいきたいと思います。