Page 27 - RNT Maclaren brochure Japanese ed. 2019
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スペツェス島
      スペツェス島は歴史上ピトゥーザとペツェスで知
      られ、現代は富と健康で成功を収めた移民の島
      です。スペツェス島の町に拠点を置くたった一
      つの住民がいる主要な場所で、相対的に人口
      が少なく27㎦あるこの市町村は、常習と非常習
      を兼ね備える魅力があります。
      スペツェス島は、その町の規定により自家用車
      は持てないですが、散歩、サイクリング、馬車は
      すべて許可されています。町内の原動力は、観
      光客へ素敵なムードを醸し出しています。ご心
      配なく!タクシー、フェリー、そして水中翼船も
      利用できます。ビーチは美しく自然のままです。
      町の中心地(Agios MamasやKaíki)から最短の
      ビーチを探しましょう。素晴らしい数々のウォー
      タースポーツ、特注料理や新鮮な郷土料理で
      プライベートダイニングを楽しめます。












                                                           古代エピダウロス劇場

                                                           その注目に値する音響に対して高い評価を受け
                                                           た古代エピダウロス劇場(ANCIENT THEATER
                                                           OF EPIDAURUS)は、ポルト・ヘリ(Porto Heli)か
                                                           ら車でほんのちょっと行った先にあります。ギリ
      ポルトチェリ                                               シャで極めて有意で考古学的にみても重要な遺
      ポルトチェリ(Porto Cheli)はプロの調理師やク                         跡で、保護の観点から森林に安全にしまい込ま
      リエイターにとって夢の環境で、春/夏のシー                                れています。伝えられているところによると、ポリュ
      ズンには本当に歌っています。エルミオニダ                                 クレイトス(Polykleitos)が若かりし頃(紀元前4世
      (Ermionida)のリゾートタウンとして知られ、アル                         紀)に建て、多くの人を収容できるように当初34カ
      ゴリダ県(Argolis)の市町村にとって便利な立                            所の劇場が2世紀中頃まで徐々に延長され、後
      地です。そこでは、特にポルトヘリ(Porto Heli)                         にもう20カ所追加されました。    実に14,000人も
      の高層な建物から荘厳なアルゴリコス湾                                   の劇場ファンが席に付くことができ、その戦略的
      (Argolic Gulf)の見晴らしを一望できます!                          建築と構造は、自然環境がアルゴリダ県の土壌
      多くの島の寄港地のようにこの場所は、かつて                                から豊かで心地よい雰囲気をもたらすようにして
      とても貧しい生い立ちでした。かつての漁村と                                います。魅力的で謎めいた古の趣、今日ですら
      して、今では山の景色、太陽、海、砂浜、そし                                エピダウロスでの演劇を経験できることを知ったら
      て夢のような小さい町での生活がうまく融合し                                うれしく思うでしょう。   現在の有名な「アテネ-エ
      ています。素朴な隠れ家的な小さい宿屋で見                                 ピダウロス・フェスティバル」は1954年から始まり、
      つけた食事は質が高いので、徒歩、自転車、                                 1年1回開催するようにしています。ドラマからコメ
      バイクで自然の最高の素晴らしさを散策すると、                               ディまでその当時のままで、幅広い作品がここで
      ポルトチェリでゆったりしたペースを喜んで受                                披露され続けています。
      け入れてくれます。今もこれからも、私たちは
      誰に対して歓迎するはずです。                                  27
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