Page 9 - パンフレット
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<第4ステージの学習>
第4ステージでは、志望校に合わせた対策を行います。各大学によって、問題の特徴が大きく異なるため、それぞれ
の大学の出題傾向に合わせた対策が必要になります。その大学の問題の専門家になるイメージです。正しい対策を
行うことができれば、本番で120%の実力を出すことも十分に可能です。下に過去問対策の簡単な例を挙げます。
獨協大学では、英文法問題が22問と、とりわけ多く出題され
ます。(左図が参考です)また、並べ替え問題も12問出題(下
図が参考です)と、こちらも多く出題されます。このように、大
学の出題形式の特徴を捉えた上で、さらにどのような問題が
出題されているかや、どのような選択肢が正答になっているか
など、より深く研究を重ねていきます。
獨協大学2017年入試より抜粋
上智大学では、英語長文が数多く出題されます。その出題方
法も特徴的です。上智大学は学部によって、大きく2つの出題
形式があります。①精読型と②速読型です。①の精読型(左
図は参考です)では、文字数が多く複雑な長文をある程度、
時間をかけて読み込んでいきます。正確な構文把握力と、豊
富な語彙力が求められます。一方で、外国語学部などで採用
されている②速読型では、90分の時間内に9つの長文を読み
進めないといけません。また、設問も本分の対立関係や言い
換え表現を見抜くことが求められる出題が多く、テクニックを
求められます。
また、上智大学の長文は日本の英字新聞からの出題が多く
『The Japan Times』や『The Yomiuri』、海外メディアでは
『BBC』や『Time』『Washington Post』からも出題されていま
す。そして、入試前年の2月~5月の記事に集中しています。
このような情報を知って、上智大学の対策を行うのと、漠然と
対策を行うのでは天と地の差が開いてしまいます。
上智大学2017年入試より抜粋