Page 73 - Now-book2-fli-version
P. 73

会話 3:予防措置と公式情報共有


        アレンさん:私は PM 2.5 に対するアレルギーがあるのでしょうか?

        医者:まあ、厳密に言えば、それは刺激物 でありアレルギーではありません。
                                            6
        アレンさん:詳しく説明して頂けますか?


        医者:もちろんです。最近のように、大気中の汚染物質 のレベルが非常に高い場合、大気中には多くの刺激物があります。
                                                       7
        アレンさん:それが喘息を引き起こすのですか?

        医者:正確には違います。あなたの喘息はおそらく、大気汚染物質によって 引き起こされたり刺激されたりと潜在的な状態 で
                                                                       9
                                                                                                              8
        した。

        アレンさん:どうすれば良いのですか?

        医者:薬を処方します。吸入器を使用したことがありますか?


        アレンさん:いいえ、ありません。

        医者:アレンさんの場合、吸入したコルチコステロイド                    10 は喉の筋肉を弛緩させることで気道を開いた状態に保つのに役立つと

        思います。これによって、喘息の症状が緩和されます。

        アレンさん:これは PM 2.5 にも効きますか?

        医者:必ずしも症状を軽減するわけではありませんが、大気汚染の影響を受けている場合は、更なる予防策として                                           11 、外にいる

        時はマスクが非常に役立つと思います。

        アレンさん:マスクをいつも着けています。何か特別なマスクを着用する必要がありますか?


        医者:特定のブランドを強くお勧めすることはできませんが、隣の薬局であればいくつかマスクの種類があると思います。

        アレンさん:わかりました。見に行ってみます。

        医者:PM 2.5 の厳重注意が出ている間は、屋外での運動も避けてくださいね。PM2.5 のを濃度を記録し警告を提供する政

        府のサイトがあります。ご覧になるために必要な情報をお渡ししますね。


        アレンさん:ありがとうございます、先生。



        ______________________________________________________________________

        語彙

        ○                         ○                         ○
         6   an irritant    刺激物    7   pollutants    汚染物質  8   a latent condition  潜伏状態


         ○
                                                 10

          9   to be triggered by   きっかけとなる   ○  an inhaled corticosteroid   吸入型コルチコステロイド
          11
         ○  for extra precaution    用心のため
   68   69   70   71   72   73   74   75   76   77   78