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STUDENT INTERVIEW
学びを実践する機会が豊富だった
4 年間で理論や知識を現実に
生かす方法も身に付いた
TSVETKOV Radoslav Tsvetanov さん
国際経営学部 4 回生
ブルガリア 出身
私が APU に入学したのは、英語で講義を受けなが
ら日本語も勉強できる豊かな国際環境が魅力だっ
たからです。高校で専攻した金融分野の学びを深
めることも目的でした。講義ではコーポレート・
ファイナンスを学び、データ分析に興味を持ちま
した。そこでゼミでも、収益資産の価値を評価する
DCF 法を勉強し、企業価値を算出するスキルを身
に付けました。学問で得たこれらの能力を実践で
生かすため、在学中は様々な課外活動にも挑戦し
ました。中でも、大学生チームで企業分析の優劣を
競う CFA 協会リサーチ・チャレンジで、国内決勝
ラウンドに進出できたことが印象に残っています。
APU での 4 年間で、理論や知識、アイデアを実際に
形にする主体的思考を養うことができました。今
後は、国境を越えて広がる APU のネットワークと APM 国
自分の能力を生かして、多くのコミュニティに貢 際 部 経 営 学
献する金融アナリストになりたいと思います。
2019 年の CFA 協会リサーチ・チャレンジ では、講義やゼ
※
ミで習得したデータ分析手法を活用して、株式会社ニチレ
イの企業調査、分析を実施。これまで培ってきた知識を生
かせたと同時に、新しい学びもたくさん得られました。
※ CFA協会リサーチ・チャレンジ:大学生で構成するチームが、実際に企
業分析を業務としているアナリストやその分析を基に株式の投資判断を
行っている株式ファンドマネージャーの指導のもと企業分析を行い、その
調査・分析内容を競うコンペティションです。
ダブルディグリー・プログラム( DUDP )
ダブルディグリー・プログラムを開始
フランスのネオマビジネススクールと協定を締結
2020 年 1 月、国際経営学部は、フランスのネオマビジネススクール(NBS )とダブルディグリー・
プログラムに関する協定を締結しました。本プログラムによって、本学と NBS の 2 つの大学に
約 2 年間ずつ正規在籍し、APU と派遣先大学がそれぞれ展開する世界水準の教育カリキュラム
で学び、卒業時には、本学国際経営学部の学士( 経営学 )に加えて、NBS から学士(Bachelor of
International Business Management )も同時に取得できます。長期間の留学経験が卒業後の高い
評価に繋がるだけでなく、異なる教育システムで学ぶことで、世界に通用する多角的視野と教養、
思考力を身に付けることができます。
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